出品リスト/Haruo Higuma
<Water Moon 2004.9>2004年/インスタレーション/DVD、円形紗幕、水滴装置、ガラス瓶、円形アクリル

 「Water Moon 2004.9」の考えは「円・円環」です。円にはエネルギーを収集する力があります。コンパスで描かれた「円」は、見た目には「円」ですが正確には円ではありません。植物の葉に落とされた水滴は表面張力で円くなります。新月の月は満月に向うに従って円くなっています。円い形には不思議な魅力が漂っています。この不思議感は音も生みだします。π=3.1415926535837932384626・・・まだまだ永遠に続きますが、1-ド、2-レ、3-ミと音に変換すると和声進行の曲になっています。輪廻転生も円環・循環から導きだされたものです。

Akbank Culture Art Centerの参加作家は、Haruo Higuma、Shigeno Sawada、Nobuki Yamamoto、Shigenobu Yoshidaの4名でした。個々の作家の作品は個人の記録に委ねるとにしてHPにはUPしていません。

"Water Moon 2004.9" by Haruo Higuma

 天井から落ちる水はイスタンブールの「チェシュメ」の水です。チェシュメ(Çeşme)とは水くみ場、水のみ場、人工の泉、噴水のことです。以前は街の中に点在していたようですが現在はあまり見かけませんでした。その水を使いました。

 28コのボトルの水は、ボスポラス海峡の海水です。ボスポラス海峡(Bosphorus Straits)は、トルコのヨーロッパ部分(オクシデント:Occident)とアジア部分(オリエント:Orient)を隔てる海峡です。

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チェシュメ/Çeşme

チェシュメの水をボトルに入れました。天井から水滴となっておちています。

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ボスポラス海峡/Bosphorus Straits

ボスポラス海峡までバスで行き海水をボトルに入れました。ここがヨーロッパとアジアを隔てる海峡だとおもうと感慨深いものがあります。

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28枚の写真と海水の入った小瓶

 28枚の写真は一人の女性の行動を月に見立てて撮りました。ロケーションは大山町とその周辺です。写真の上にボスポラス海峡の海水の入ったビンを置き月と汐の満ち引きを表しています。  

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内覧会

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