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水の記憶・ヒグマ春夫の映像試論
Video Installation Art
川崎市岡本太郎美術館 2004年2月27日〜4月11日
Taro Okamoto Tarou Museum Art,Kawasaki
＜記録＞10.30 Minutes
Water Moon 2004.9
Video Installation Art
September 15 - October 23 2004
at Akbank Culture Art Center - Istanbui Turket
＜記録＞7.10 Minutes
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The Shining Sun
Japanese Contemporary Art
13 Des.2004 - 30 Jan.2005
Tehran Museum of Contemporary Art
＜記録＞10.20 Minutes
「Difference」
Video work:41minutes
■人為的破壊と自然的破壊。映像と文字。人為的破壊は9.11。自然的破壊は地球温暖化。大都市東京。新宿、渋谷、原宿、青山、池袋、銀座、谷中、日暮里
界隈を撮り歩く。街が海につかってしまったと想像する。都市のイメージを言葉に置き換える。公害、騒音、等の言葉が昆虫の様に動き回り都市の映像と重な
る。
Video work:17minutes
■ダリの絵画でよく知られている作品に「記憶の固執」がある。柔らかくぐにゃっと曲がった時計が何点かあり、背景は岬や浜辺になっている。あたかも時間が 停止しているかのようである。今回のビデオ作品「記憶の固執2003」は、ダリ絵画の「記憶の固執」に時間軸を蘇らせつつある。このように名画に現代の時 間軸を蘇らせる方法として「組み換えの物語」は始まった。
Video work:47minutes
■1991年に撮影した世界貿易セータービルが、2001年9月11日の事件で無惨にも崩壊した。この事実から考えたのは、テロについてというより、むしろアメリカと世界についてだった。
Videowork:38minutes
■波打ち際が好きなのは、太古の昔生物が海から陸へ来た道筋だからかもしれない。あるいは、プチップチッと音をたてて消えて行った波の後に、無数の小さな クレーター状の穴が一瞬に消えて行く運命にあるからかもしれない。そびえ立つ給水棟、焼却炉の煙突、屋上の電波塔、高層ビル等は、みんな天空に近い。そん な空から波が押し寄せてくる。波のリズムはカラダに落ち着きを与えてくれる。
Video work:47minutes
■空に4つの月が光り輝いています。4つの月は、同じ輝きをしていません。一つ一つに特徴があります。1つ目の月は行動力あふれる輝きをしています。2つ 目の月は異常な精神状態で輝いています。3つ目の月は希望と夢を膨らませる輝きをしています。4つ目の月は現実的な輝きをしています。4人のダンサーとの コラボレーションの為につくられたこの作品は、音楽家ともコラボレーションをし、好評を得ている。
Video work:47minutes
■水が汚れれば環境に大きな影響を与えるし、自分自身も健康を害する。水は生き物にとって「生きる」一つのバロメーターになつている。生命の誕生や生物の 成長に直接影響しているのは、月を中心とした陰暦である。私的なところで、水と月のことを考える作品である。＜釜山ビエンナーレ2002に参加作品＞
Video work:13minutes
Water Moonという水と月のことを考えるこの響きと意味合いの言葉がとても好きだった。まわりに気にいった小さなビンがあった。その中に水を入れさまざまな場 で撮影した。水はその場の水である。時にはそのビンを持ってその場で感じた動きも撮った。中の水は持ち帰り別の容器に詰め替え保管してある。ビンをモチー フにして撮った映像も数が集まると、ビンの中の水が主張をし出す。もう放っておくわけには行かない。水が勝手に喋りだしている。
Video work:30minutes
川の水は、一時として同じ姿をそこに現しはしない。絶えず新たな様相を形づくり時を紡いでいる。福島県いわき市田人町の渓流を流れる川の水もやはり同じ だった。水は冷たく美しく美味しいかった。その水をペットボトルに入れた。そして、そのペットボトルを草むらに穴を掘り埋めた。1年経ったら掘り起こして みようと思っている
Video work:12minutes
誰だって過去へ戻ることはできない。しかし、映像を逆回しで観ると、後戻りしているような錯覚になる。そのことより逆回しして見ると今までに気ずかなかったカラダの動きが見えてくる面白さがある。逆立ちをして風景を見るのと良く似ている。
CD Works
CD work:57.49minutes
2002年1月、タスマニアから東経150度線上に南極に向かい、南下した南緯63度付近で採取された氷河は、雪が降り空気と混ざり積もり重なって凝縮されたものです。