落花水・思索
2006年1月5日~9日
TAIWA・日本ーイラン現代美術展
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館
「落花水・思索」は、ライブ・インスタレーションの作品である。
インスタレーションの構造は、3台のプロジェクターで映像を投影している。その映像は3つの円形のスクリーンを透過し、3つの水滴装置に当たり、壁面まで到達する。
空間の大きさによっては、プロジェクターは1台で投影し、1つの円形スクリーンを透過し、1つの水滴装置に当たり、壁面まで到達する。
観客は、ビデオプロジェクターの光源から、到達点の壁面までの空間で行われる身体表現者の身体事を観賞する。勿論その間には、インスタレーションに組み込まれている円形スクリーン、水、時計、カメラ等のオブジェがある。
3台のプロジェクターからは、3種類の映像が映し出されている。一つは「波動」のイメージであり、一つは「水鏡」のイメージであり、一つは「影」のイメージである。
1台のプロジェクターの場合は、「波動」、「水鏡」、「影」のイメージを1本の映像に編成し投影する。
また、身体表現者や空間の大きさによって、新たに映像・インスタレーションを制作することもある
身体表現:喜多尾浩代/撮影:川上直行