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白いオブジェのために/for white object/ヒグマ春夫
白いオブジェのためにVol.1/豊橋・ギャラリーL
  
 
白いオブジェのためにVol.2/1980年
白いオブジェのためにVol.2/1980年
白いオブジェのためにVol.2/1980年
白いオブジェのためにVol.2/1980年
  
白いオブジェのためにVol.2/神奈川県民ホールギャラリー
  
「白いオブジェのために」と題して、ビデオ・パフォーマンスを行う(1980年8月31 日)。このパフォーマンスは、ビデオ・システムの同時性を使って内と外を同時に現そうとするものである。構造的には、2台のビデオカメラと2台のモニターと白い大きな袋を使っている。自身の身体は、ビデオカメラを持って白い袋の中に入り、内の様子を外のモニターに映し出す。もう1台のビデオカメラは外に設置してあって、外の袋の動く様をモニターに映しだす。モニターでは中での行為と外での様子を同時に見ることができる。このパフォーマンスでは、袋の中での自身の身体を映し出したり、本を読んだりしている様を映し出した。まだ煙草作品の流れもあって、袋の中で煙草を燻らしてした。袋の中は煙りで充満し酸欠状態になってあわてて外に脱出した。