ここに紹介している平面作品は、被写体に白い円形をのせ視点を変えて撮影し、後で円形をつなぎ合わせるという手法で制作している

連画「記憶の覚醒・冷たい皮質」

円形へのこだわり・・・円にはエネルギーを収集する力があり謎めいている。コンパスで描かれた「円」は、見た目には「円」に見えるが、正確には円ではないことは誰でも知っている。植物の葉っぱに落とされた水滴は表面張力で円くなっている。新月の月は満月に向うに従って円くなる。マルイ形には不思議な魅力が漂っている。実はこの不思議感は音を通して科学的に証明されている。円周率はπで現すが、π=3.1415926535837932384626・・・まだまだ永遠に続くが、この数字を1-ド、2-レ、3-ミと音に変換すると和声進行の曲になっている。輪廻転生も円環・循環から導きだされたものである。

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連画-1/2007年制作


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連画-2/2007年制作


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連画-3/2007年制作