映像・クルス

映像・クルス

CruzBox

CruzBoxという作品は、正六面体から成り立っている立方体で、六面に描かれている画像は、外の面と内の面とは異なる画像になっている。箱を閉じてしまえば内の画像は見えない。内と外を同時に見ることは出来ないのだ。だが見てみたい、そんな思いで制作したのが、「白いオブジェのなめに」だった(1980)。「白いオブジェのなめに」は、ビデオ・システムの同時性を強調し、映像パフォーマンスを行うことで成立する作品である。「クルス」はこういった過程を経て生まれた。正六面体を展開すると写真の十字架のようになる。6個の四方形に流れる映像は各々ちがう。