Visual Projection・映像の上映会/ヒグマ春夫
    
HIGUMA HARUO(映像・美術
「映像空間の経験」を企画しました。コンセプトは「記憶・時間・空間」です。キワードとなるのは、写真と身体です。身体は、ダンサーや舞踏家の身体に限定していません。むしろ異なる表現者の身体に焦点をあてています。2009年大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレ2009で「ふれあい写真感-おもいは通じる-」というインスタレーシを創りました。この作品は来客を撮影した写真オブジェが増殖していくといものです。ヒグマ春夫の映像パラダイムシフトは、映像とはいったい何だろう、映像が関わるとどんなことが可能になるのだろうか、 といったようなことを追究しています。1年に一度、ACKidの企画があります。他に水をテーマとした作品を川崎市岡本太郎美術館・府中市美術館・川崎市市民ミュージアム・国立新美術館・テヘラン現代美術館等で発表しています。
    
Visual Projection/映像の上映会
   

ビジュアル・プロジェクションは、映像の上映会です。
オリジナル映像は、パフォーマンスやコラボレーションで上映しましたが、ライブではオブジェや身体に投影することもあって、オリジナル映像が良く解らないと言われていました。その解決策として上映会を考えました。
    
昨年の夏、越後妻有で開催された大地の芸術祭に参加し、インスタレーションと併行して、里山・アート・コラボレーションを行いました。4名のミュージシャンと4名の身体表現者がゲストです。(里山・アート・コラボレーション http://higuma.art-studio.cc/09-1.html )
今回の上映作品は、その時のオリジナル映像に、2009年8月1日に、中沢の家でコラボした時の音源にアフレコしたものです。
       
Visual Projectio/映像の上映会
「ふれあい写真感」里山・アート・コラボレーション
日程:2010年8月11日(水曜日)上映19:00スタート
   小川類(作曲・サウンドアーティスト)
   ヒグマ春夫(映像)
   (上映会終了後、トークあり)
会場:キッド・アイラック・アート・ホール
料金:1.000円(1ドリンク付)
アクセス:井の頭線、京王線「明大前」駅(下車徒歩2分)
             TEL:03-3322-5564
             E-Mail; hhiguma@excite.co.jp

上映作品(42分)
   
1回目の「映像上映会」に映しだす映像は、昨年の大地の芸術祭で小川氏とコラボした時の映像だ。音をどうしようかと迷っていたところに、その時の録音CDが届いた。自分の録画した映像の音と聴き比べてみた。同じライブを録音しているのに音質に違いがある。観客の方で録画した音には扉を閉める音や、観客のお喋りが収録されているが、舞台での収録には、そういった雑音は入っていなかった。何回も聴き比べてみたが、扉の音や虫の音が入っている方がリアルティーを感じる。